会社員兼業主婦がふるさと納税をやってみた【主婦のふるさと納税レビュー】

主婦ライターさんに実際にふるさと納税をやってもらいました!

 

仕事もしながら主婦業もこなしているライターさん。家計までしっかり管理されているとのことで、お金にはシビアな方です。ライターさんになってもらってふるさと納税を実際に体験したレビューを仕上げてもらいました。実際に体験している方の体験談は参考になるでしょう!

 

主婦ライター

自己負担が2,000円かかるものの、自分の住んでいない地方自治体に寄付をすると、住民税が減額され、返礼品が貰える制度です。
減税だけではなく寄付した自治体からお礼の品がもらえるなんて、すごくお得ですよね!私も2023年にふるさと納税をやってみました

 

始めようと思ったきっかけ

 

過去、税金についてはあまり気にしたことがありませんでした。
しかし会社員をしながら収入を増やせないかなと思い、給料明細を眺めていました。
そこで総支給額に対して、手取り額がかなり引かれていることに気づいたのです。
その中でも「住民税、やけに高くない?」と思い、年間額で計算してみました。
結構な額でびっくり!
住民税をなんとか抑える方法はないかと思い、インターネットで調べると「ふるさと納税すると減税される上に地元の返礼品が届く」との記載がありました。
そんなお得なことあるの?!怪しくない?と思いつつも、まずは1件とりあえずやってみようと決意。

 

返礼品購入までの4ステップ

 

いざふるさと納税をしようと思っても、何から始めればよいか分からない人もいることでしょう。
ここでは、私が返礼品を購入するまでに行った4ステップについて紹介します。

 

STEP1:どこでふるさと納税できるのか調べる

 

まず、どこでふるさと納税が出来るのか調べました。自治体のホームページだけではなく、「楽天ふるさと納税」「さとふる」「ふるなび」など、多くのサイトでふるさと納税ができることが分かりました。サイトが多すぎて、どこでふるさと納税するか悩みましたが、楽天のスーパーセールやお買い物マラソンによく参加していたため、買い回りついでに楽天ふるさと納税でやってみることにしました。

STEP2:ふるさと納税の返礼品の候補を決める

 

次に、ふるさと納税の返礼品について調べました。ふるさと納税といえば高いお肉!とよく聞いていましたが、調べると食べ物や特産品だけではなく、旅館の宿泊券や寄付など、様々なジャンルの返礼品があり驚きました。ただ、旅館の宿泊券は10万円を超えるものもあり、一般サラリーマン家庭の我が家では候補からすぐ消えました…。高所得者向けの返礼品ということですね。

 

STEP3:ふるさと納税の限度額を調べる

 

初めての購入で心配だったので、本当に買って大丈夫かともう少し調べました。
住民税は1年間に多額支払われていますが、全額はふるさと納税出来ず、年収に応じて納税可能な限度額が決まっていることが分かりました。
そこで、ふるさと納税の可能な額を検索します。限度額シミュレーションのページで自分の年収を入力することで、ふるさと納税の限度額を確認できます。限度額を調べる際は、次の3つを登録します。

 

  • 年収
  • 家族構成
  • 扶養家族の有無

 

楽天ふるさと納税で限度額シミュレーションを行いました。

 

【楽天ふるさと納税の限度額シミュレーション】

ふるさと納税レビュー

 

STEP4:限度額を超えない程度に、ふるさと納税の返礼品を選ぶ

 

限度額を超えてふるさと納税しても、住民税の減税に反映されず、ただの自己負担になるため注意が必要です。
今回目星をつけた返礼品が限度額を超えていなかったので、STEP2で候補に挙げたものから選びました。

 

主婦がふるさと納税で実際に選んだ返礼品

 

今回私はこの2つの返礼品にしました。

 

1.無洗米14kg

ふるさと納税返礼品

無洗米14kgにした理由は次の2つです。

 

  1. 米のふるさと納税の中で、14kg10,000円はコストパフォーマンスが高かった
  2. 食べ盛りで、ちょうど米がなくなりそうだった

 

食費、米で数千円かかりますよね。毎月数千円かかる米代を少しでも浮かせたいと考える方は私だけではないと思います。日々時間がない中で米を炊かないといけないので、無洗米なこともポイントです。

 

2.信州りんごアイス

ふるさと納税返礼品リンゴ

信州りんごアイスにした理由は次の2つです。

 

  1. 日々の仕事・家事・育児に追われる中、自分へのご褒美がないと思った
  2. 無性にアイスが食べたかった

 

仕事が繁忙期で疲弊していた時期でしたが、自分へのご褒美にお金を使いたくないと思っていたところで信州りんごアイスを見つけ、一目ぼれしました!

 

返礼品の購入からふるさと納税完了までのステップ

 

 

返礼品を購入してから、実際にふるさと納税を終えるまでは次の3ステップでした。

 

STEP1:返礼品を購入する

 

限度額を超えないように、返礼品を購入しました。購入時にワンストップ特例制度を使うか、確定申告をするか選ぶ必要があるため、事前によく確認しましょう。我が家は医療費控除をする必要があったので、確定申告を選びました。確定申告するのにワンストップ特例制度を選んで購入すると、手続きが煩雑になります。ワンストップ特例制度を行ったにも関わらず税務署に足を運び、直接手続きし直す必要がありました。

 

STEP2:返礼品を楽しむ

 

到着までしばらく時間がかかるので、心待ちにします。早い返礼品は1週間前後で届きました!返礼品が到着次第開封し、手続きに必要な書類を確保します。
書類がないとただ高い金額を納税しただけになるので注意です!書類をよけた後は、返礼品を楽しみます。美味しいものを実質無料で味わえるなんて、最高です!

 

STEP3-1:(確定申告をしない場合)ワンストップ制度の手続きを行う

 

確定申告をしない場合、ワンストップ制度の手続きを行います。送られてきた書類を郵便ポストに投函し、郵送するだけです。超簡単!

 

STEP3-2:(確定申告をする場合)確定申告の寄付金控除に納税額を入力する

 

確定申告をする場合、所得税の寄付金控除申請部分に納税日、納税先、納税金額を入力します。e-taxで寄付金控除の「入力・訂正内容確認」欄をクリックし、

 

ふるさと納税計算レビュー

入力する」をクリックし、

 

ふるさと納税レビュー計算

上から順に入力するだけ!都道府県と市町村区を選択すると、寄付先の所在地、寄付先の名称が自動で登録されます。

 

ふるさと納税で返礼品を選ぶポイント

 

返礼品を選ぶ際に、次の4点に着目しました。

 

  • 食費に貢献できる
  • 日用品のストックになる
  • 日々頑張ってる自分へのご褒美
  • 返礼率が25%以上あるか

 

順番に紹介します。

 

食費に貢献できる

 

ふるさと納税のランキングは、和牛やカニといった高級食品が上位に上がります。正直かなり惹かれますが、一旦スルーします。子どもたちの食は質より量です!悲しいことに、高級和牛や果物は一瞬で無くなるのが目に見えますね…。(しかも味の違いが分かってない)米や鮭2kg、豚肉2.5kgといった、普段の夕飯づくりに活用できるものを優先的に選びます。返礼品の注文前に、冷凍庫に収まりきるかよく確認したほうが良いです!特に楽天買い回りでポイントを増やそうと鮭2kg、豚肉2.5kgを購入すると、冷凍庫に4.5kg収めることになり、他の冷食が入らなくなります。

 

日用品のストックになる

 

家にストックを置けるスペースが余っている場合、日用品を購入することもおすすめです。ティッシュ150箱やトイレットペーパーは腐る心配もなく、いつでも必要な点が魅力的です。また、小さいお子様がいるご家庭では、おむつのふるさと納税もありますよ。(我が家は家が狭く日用品のストックが置けないため諦めました。残念…)日用品をまとめて購入しストックとして確保することで、買いに行く手間が省けるだけではなく、トイレ中にトイレットペーパーがない!といった緊急事態にも陥らないので安心です。

 

日々頑張っている自分へのご褒美

 

私は兼業主婦ですが、主婦は本当にやることが多いですよね。家事・育児・仕事だけではなく、子・夫・自分のスケジュール管理や週末の過ごし方の考慮、家庭によっては主婦がお金を管理するなど、休む暇もないぐらいの忙しさです。我が家では私が家計管理担当なのですが、なるべく支出を抑えたいとドケチ精神が発動してしまい、自分へのご褒美を買いづらいです。(家計管理担当あるあるだと思ってます…。)ふるさと納税しなかったら結局国に流れるだけのお金です。休む暇なく頑張ってる主婦の皆さん、自分へのご褒美を実質タダでゲットしちゃいましょう!

 

還元率が25%以上あるか

 

我が家における家計管理担当でドケチなこともあり、還元率はかなり意識しました。通常、ふるさと納税の還元率はおよそ23%程度と言われています。25%を超えていれば十分還元率は高いでしょう。目星をつけた候補に対して、電卓をたたき還元率を計算します。還元率の計算式は次の通りです。

(還元率(%))=(商品の元値)÷(ふるさと納税額)×100

【例】スーパーで購入する米が2,000円で、ふるさと納税が10,000円だった場合の還元率
商品の元値:2,000円
ふるさと納税額:10,000円

還元率= 2,000 ÷ 10,000 × 100  =  20(%)

 

スーパーで購入する米が2,000円で、同じ重さの米の納税額が10,000円だった場合、還元率は20%となります。計算結果が25%以上になるものを優先的に購入しました。

 

主婦のふるさと納税レポ感想とまとめ

 

ふるさと納税を初めて目にしたとき、手続きが難しそうだと感じましたが、実際にやってみると非常に簡単でした。しかも節税しながら食費や日用品といった生活必需品の家計にかかる金額の助けになるなんて最高です!ワンストップ特例制度であれば、届いた書類を郵送するだけで良いので、手続きも非常に簡単です。ただし、確定申告をするのにワンストップ特例制度を使うと手続きが煩雑になるため、確定申告を行うかの1点だけ事前に確認しましょう。ふるさと納税をやらない理由がありません!まだふるさと納税を始められていない人は、ぜひふるさと納税を一緒に始めましょう!

 

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